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2016-03-03

水墨画展 “Duch Monochromatickej Farebnosti” at Slovakia

今年も大学水墨画講座の成果作品展として、生徒さん及び私の作品の展覧会が先週から始まりました!

<水墨画展 “Duch Monochromatickej Farebnosti”>
( 主催:Academy of Fine Arts and Design Bratislava )
日程:2016年2月25日 ~ 2015年3月2日
場所:miniArt Gallery Bratislava


201602水墨画展_09


スロバキア語の展覧会名の日本語の意味は、
「モノクロという色彩に宿る気韻」


今回、タイトルに悩みましたが、スロバキア語として美しいとのことで、名付けてくれて大変嬉しく思っています。
日本語、スロバキア語、もちろん英語も感じ方や美しさ、文化の概念が異なるので、気韻の意味・水墨画の個性などをよく話し合って生まれた名前です。
今後も、各地展覧会の際には他言語にうまく訳せれば、使っていこうかな、なんて思っています。




展覧会初日のオープニングセレモニーでは、関係者の方々が集い、私も緊張しつつもご挨拶させていただき、とても光栄でした。
201602水墨画展_02
201602水墨画展_03

皆さんゆっくり作品を鑑賞しながら交流できた良い時間となりました。

201602水墨画展_08
201602水墨画展_04



美大の学生さんが生徒さんということで、たった3時間×二日間のワークショップの成果としては、
とても見栄えのする作品展になりました!

・鳥は、静かながら生命力だけでなく、それぞれの動物への愛情さえ感じられる筆使いを生かした作品たち。
・流体は、日本ならではのデザインを生かして、学生たちの感性とヨーロッパの色彩感覚が面白く混じり合った個性溢れる作品たち。
(流体の作品は次の記事にてアップします。)

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201602水墨画展_06




私も展覧会のキュレーター及び講師として出品しています。

こちらが私の作品。
どちらも新作です。

201602水墨画展_11

「旅行くBazant」
初日実践講座の鳥および、二日目の雲の参考とした作品。
雉はBazantという名前。
何の鳥を描こうかなと考えていたときに、スロバキアの山にも野生の雉が生息していて、とても馴染みがあると聞きました。
日本の国鳥であるし、「そんな話になったのもご縁かしら」と思い、ブラチスラバで描きました。
今回のオーガナイザーであるオマールが画讃を入れてくれた合作です。
芭蕉の句を書いてもらいましたが、紙が書に全く適さないものであまりにも書きずらく、彼の下書きがとても良かったのが
お清書では発揮できなかったので本当に残念。。
画と書のバランスをきちんと考えて紙を選ばないとダメだなと大変に反省しました。。。


軽快に雲を渡り歩く姿が、我ながらにかわいすぎる!ととっても気に入っています♪
評判も上々で嬉しい限りです。


201602水墨画展_12

「一刻 ~蟹の滝行~」
二日目実践講座の水流の参考とした作品。
ここ数か月、水流の研究をしていたことと、大家小書の際に蟹を何枚も描いたもので、それらの区切りとして制作した一作です。
中国の額装をはずしてきましたが、こちらで再度裏打ちしてもらい、綺麗になりました。
この作品、大胆で面白いと、私の教授に大変気に入ってもらえたので、自信作と言ってもいいのかしら。

私自身流体をデザインとして捉え描くことが大変好きなので、それらの研究を踏まえたことは、今後の制作により自分らしさを
表していけるかな、と自分自身楽しみにしています。




展覧会を通して、スロバキアの方々に「水墨画という絵画」「日本絵画の独特なデザイン性」を知ってもらい、
また、日本文化や欧州以外の芸術への興味を持つきっかけになったり、
スロバキア在住の日本人の方々にも日本文化へ再度理解を深めるきっかけになっていただけたらと思います。


フレーミング、搬入搬出をお手伝いしてくださった学生さん達、お疲れ様でしたた!
201602水墨画展_01


※2日間の講座と展覧会を終えての感想も次の記事で綴っていきたいと思います。お楽しみに!

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

2016-03-02

水墨画講座2016 at Slovakia

昨年に引き続き、スロバキアの首都ブラチスラバで水墨画講座の講師をさせていただきました。
講座は好評に終わり、作品展が始まりました!

201602水墨画講座_01


二度目となる国立美大での特別講座ということで、昨年とは異なる内容の準備をし、
また関係者様方のご配慮により上手くいき、ホッとしています。

オーガナイザー、大学の関係者様、日本大使館の皆様、通訳さん、参加の生徒さん、その他今回の活動にご協力・応援して下さった方々、誠にありがとうございました!!!




<Suibokuga Workshop>
 日程:2015年2月20日(土),21日(日)
 場所:スロバキアの国立芸術大学
     "Academy of Fine Arts and Design Bratislava"
 対象:上記大学の学生
 道具協力:在スロバキア日本大使館



●一日日の内容
 講義:「日本絵画史における牧谿の影響」
 実践:「基本筆法を学び鳥を描く」

●二日目の内容
 講義:「画の六法」
 実践:「六法を生かした流体描写のデザイン」


初日は基本筆法を鳥の描法に生かす描き方をレクチャーして、一人ずつ指導します。
201602水墨画講座_06

201602水墨画講座_07 201602水墨画講座_04


「鳥は羽毛のフワッとした雰囲気や羽の勢いがある筆法」「流体は動きのあるデザインや滲みのコントロール」を、みなさん真剣に研究しています。
201602水墨画講座_02 201602水墨画講座_03 201602水墨画講座_05



静かな空間で、集中して描いてくれる姿は嬉しいものです。
日本人とは感性の異なる彼らから、講師の私もいろいろなインスピレーションをもらいました。
201602水墨画講座_09



最後に印鑑を押すと、どの作品もグッと引き締まった感じがします。
私は、水墨画だからといって、古典に即して必ず印を押さなくても良いと思いますが、印の素晴らしさが受け継がれてきている事実も毎回印を押すたびに実感します。
201602水墨画講座_11



二日間ともにたった3時間でそれぞれ個性的な作品を完成させることができました!!!
若者の集中力と、美大生の想像力はすごいですね!

(集合写真の前に帰ってしまった方々が写っていなくて残念ですが、みなさまお疲れさまでした!)
201602水墨画講座_08
201602水墨画講座_10


大学の facebookページにて紹介されました。
お写真が沢山掲載されておりますので、是非ご覧くださいね。

次の記事は、短期講座の成果展覧会のご報告です。
お楽しみに♪

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

2016-02-09

≪大家小書-花鳥鱗介編≫ 販売開始

≪大家小書-花鳥鱗介編≫が中国で販売開始になりました。
小学校数校にも寄付され、子供たちの美術教育に貢献するそうです。
※日本で販売・購入なさりたい方はご連絡くださいませ。
2016大家小書出版02



≪大家小書-花鳥鱗介編≫ とは?
100種類の中国画技法解説冊子から成る書籍。
中国画古典中の草虫(昆虫・魚介・爬虫類)に焦点を当て、その描き方六手順及び原作の説明。
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MjM5OTUyNjIyMQ==&mid=400851153&idx=1&sn=2247090e0f01b42743bbb8ec02c6bf21&scene=1&srcid=12240EyCKGEVBACrxAKKuB3k&pass_ticket=%2FQ79mttCqGlJ3TaZxD9f56qq7bbD9zq3W75ZiPLtX3%2BRI2pCvbzYmPP4iUlcotdo#rd
2016大家小書出版03

作家は、生物一種類につき六枚の手本を描いているので、骨の折れる示範制作。。
それを見越して私は蟹の没骨画を選んだけれど、それでも古典とズレがないようじっくりと
描くため、とっても時間がかかりました。

〆切前はみんな必死に描いたのも良い思い出。



ちなみに、これに取り掛かる少し前に、スケッチがてら上海で旬の蟹を食べてきたので、思い出しつつ描いたら幸せでした…♪
その時の思い出を少し・・・
2016大家小書出版04 2016大家小書出版05 2016大家小書出版06



現在、私はスロバキアにいるので、中国に戻ってから大家小書の実物を手に取るのがとても楽しみです。
今年も昨年同様、ブラチスラバの国立芸術大学での水墨画短期講座の講師として来ています。
講座に向けて準備をしているところです、お次の記事もお楽しみに♪

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

2015-12-28

≪大家小書-花鳥鱗介編≫刊行記念 原作展

私も示範として参加させていただいた、中国美术学院から出版される中国花鳥画技法書の
≪大家小書-花鳥鱗介編≫ の出版記念に、原作展が開催されました

2015大家小書展01 2015大家小書展02


期間:2015年12月23日-28日
場所:中国杭州 三尚芸術中心
監修:中国美术学院中国画与書法芸術学院
内容:草虫15種100分類の模写原作/示範に参加した30名の青年芸術家代表作品
http://huadong.artron.net/20151223/n803613.html?from=timeline&isappinstalled=0

また、27日には盛大に開幕式が開催され、教授、作家、大学関係者、絵を学ぶ子供たち等多くの方が集まりました。
2015大家小書展03 2015大家小書展04



研究室仲間と
2015大家小書展05



私が模写示範をした蟹の作品「沈周(明代)」「余省(清代)」
2015大家小書展07 2015大家小書展08



100種がずらーっと気持ちよさそうに並んでいます。
2015大家小書展06



私の出展作品「一刻 ”猿”」
2015大家小書展09 2015大家小書展10



開幕式の後は、作家が子供たちに手ほどきをしながら交流です。
2015大家小書展11



幼い頃から中国画家を目指し描き続けてきた中国人の友人たち。
これから一線を歩いてゆく彼らと共に、出版と展覧会に参加させていただけたことはとても光栄に思いました。
2015大家小書展12


お声がけいただいた教授、そして中国語がまだまだ及ばない私を温かく手助けしてくれた研究室の仲間、そして関係者の皆様。
感謝の気持ちでいっぱいです。多謝!

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

2015-03-23

「国際青年芸術家堤名展」に出品したご報告

「国際青年芸術家堤名展」
 会期:2014年12月~2015年1月
 場所:中国杭州扇博物館
 出品作品:「漫遊四季~冬~」
 (漫遊四季シリーズの冬が展示されました。)

201412 扇博物館 扇面画2

国際色豊かな選抜若者アーティストの作品展です。

201412 扇博物館 扇面画4
201412 扇博物館 扇面画3
201412 扇博物館 扇面画1

201412 扇博物館 扇面画5

修行に励んでいると、新作制作の時間が取れず、新作を描きたいなぁという気持ちの中過ごす日々。
その分徹修行に打ち込んでいる証拠だけれど。
中国に来る前とは画がかなり変わったはずかつ、誰の観点にもとらわれずに自分の作品を生み出せる
ので本当に新作を描きたいのです。。
本当はウェブサイトの作品集も今の画風での作品を使いたいから昔の作品を載せることに葛藤もある
のだけど、仕方ないですね修行中だもの。今の外見を気にして中途半端にじゃしょうがない。

修行を終え基盤のできた画家として出発する日に新たな作品を描き始める時間が、自分の今の一番の
楽しみです。途中成果を見せれていないですが、私の中身はイロイロ変化しています。
みなさんも次なる区切りの出発のときの私の作品をお楽しみに!

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

日本の水墨画教室で師範合格を区切りに、中国美術学院書法中国画学部修士へ留学し2017年MFA取得。
墨芸術家として、日本における水墨画の発展向上と共に、クリーン化・ユニバーサル化を目指す。

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