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2012-02-07

第1回 水墨画ボランティア報告(宮城沿岸部) 【中編・被災地の今】

私が訪れた被災地は、宮城県北沿岸部の南三陸地域です。
まさに大津波被害に遭った地域のひとつであり、講座の受講者は家を流された為に仮設住宅に入居した方々。
被災した沿岸部を訪れ、自分の目で見ておきたかったので、RQガッキーが案内してくれました。

そんな私が見てきた今の三陸沿岸部をご紹介します。
雪でちょっとわかりずらいですが。


【高台の学校から沿岸部の町と海の眺め】
201201_東北ボランティア 現状06
 私は、一番思いがこみ上げた場所です。
今自分が生きているからなのか、なぜなのか。わからないけれど。
「ここへ逃げ、自分の町へ押し寄せる大きな津波を ここから見た人たち。家族は、友達は。。。」
いったいどんな思いで、あの光景をここから見たのだろうと思ったら、、、。
ガレキが残る津波が襲いかかった場所に立つよりも、なぜか私は涙と心がこみあげた場所。


【市街地から沿岸部へ向かう道沿い】
201201_東北ボランティア 現状01
 更地に見えるところは、家屋があった場所。
家屋が流され、もしくは倒壊等の被害に遭い、その後流れてきたであろうガレキは片づけられて、今は基礎だけが残っている状態。
こういった場所が非常に広範囲です。
 しかしながら、更地の目と鼻の先にある家屋は住民が住んでいたりするので、明暗を分ける差っていうのはなんなんだろうと。それが運命ってものなのか。


【慰霊塔になっている防災対策庁舎】
201201_東北ボランティア 現状05
 学生さんが町民のために津波警報を鳴らし続け、命を全うした場所。
献花や千羽鶴、供えられたものたちが。気軽に言葉には表せない思いになる。
手を合わせ祈ることしかできませんでした。


【海沿いの学校】
201201_東北ボランティア 現状04
 ガレキはまだまだゴロゴロと落ちていますが、随分と減っています。
それは、少し先には取集されたガレキの大きな山がいくつもあり、ぺしゃんこになった車たちの山がありました。
悲しい気持ちにはなりますが、まとめられたガレキの山はたくさんの方々の力と思いの賜物だと思います。
 また暖かくなったら、たくさんの人の力で片づけられていくはずです
被災地との結びついて、みんなで復興の力になっていきましょう


【福幸商店の前の眺め】
201201_東北ボランティア 現状03
線路はなく、電車の橋桁だけが残っている海沿い。

この眺めの後ろには、プレハブの商店があります。
201201_東北ボランティア 現状02

 今、誰もが直接的にできる復興支援は、現地にお金を落としていくこと
ほんの微力ですけど、海産物やお酒、お土産を持てるだけ買ってきました。
そしたら、やはり南三陸産の海産物はとぉってもおいしくて
家族に被災地でのことをゆっくり話す時間になりました。

 今は被災地への物資支援や無償でのなにかの支援はあまり求められていません。
というのは、例えば寒いからといってストーブをたくさん差し上げたら、地元の電気屋さんは売れなくて赤字。
美容師さんが無料で切ってあげますよって被災地に行けば、地元の美容師さんからお客さんを奪ってしまう。
 そんなこんなで、善意だけでの提供は被災地の復興の妨げになることもあります。
未来に向かって 町が町として成り立つためには、現地でお金の流通が成立することで、個人の生活が成立するわけです。

 だから、被災地になるべく訪れ、宿に泊まり、たくさん飲み食いをしてお土産を買って帰る。
そんなことが、ボランティアをしなくても私たちでれでも気軽にできる直接的な復興支援になります
そして、そこでの思い出話を家族・友人に話していく。
 個人ができるそのくらいのこと。それで、きっと被災地と心が繋がり続けて行く人が減らないこと。
そしたら、支援の輪もきっと途絶えないんじゃないかって思います


現地のお話し聞きたい人、ボランティアに興味ある人、お気軽にご連絡くださいね

友達の輪から支援の輪をつなげ、笑顔と希望を増やしていきたいなと思っています。
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私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

日本の水墨画教室で師範合格を区切りに、中国美術学院書法中国画学部修士へ留学し2017年MFA取得。
墨芸術家として、日本における水墨画の発展向上と共に、クリーン化・ユニバーサル化を目指す。

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