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2016-09-11

大家小書花鳥鱗介篇 受賞 と 中国生活3年を経て

私が参加した<大家小書花鳥鱗介篇>が中国にて 「2016年中国美術類図書 最高賞金牛賞銅賞」を受賞しました。
中国の書籍には賞があるんですね、初めて知りました。

といっても、私は賞というシステムはない方が良いと思っています。
絵画展で賞を何度かいただいてから思うようになったのですが、順位を決めることから生まれる感情は平和ではない気がします。
自分と向き合い、自己の内面での成長、またそれが表に現れてくるカタチ。
それはどれも、他者には見えないようで、実はとってもはっきりした結果として自分の中で気づけると、最近実感できるようになりました。
だから、自己の鍛錬というのは、順位という欲望をかきたてる形で判断するのは全く意味のないことだと思います。

瞑想するように流れる静かな時間の中で、偽らずに自分と向き合い高めること、それが魂が宿る自分の本質的成長であること
現代社会ではなかなか認識しづらいですが、魂に視点が移動し外部から自由になると、パッとした気づきが増え、静かに穏やかになる。
そういった、他者の評価など一切関係のない内的な磨きという概念が多くの人々に芽生えるほど、個が成長し、それが集団としての
成長となり、より良き社会、平和に近づいていくのではないでしょうか。


私は中国に住んで3年になりました。
この一年で、外的に見ればものすごく小さなことですが、自分の中でずっとできなかった一段階を一歩進むことができました。
それは、ほんの短かな線に現れること。
梅の花びら一枚が描けたとパッと降りてくる、じんわりと深く紙に入り込む、その違いはきっと、ゆったりとした流れの中でかけた時間、そして気や念としか言えないと今は感じています。
そんな書画での内的な気づきを通して、人生の中での内的なことの重要さに気づくことができました。
3年間で一枚の花びらから私の内部へ教えてくれた大切なことは、これから書画の基礎の積み重ね、そして魂が深く成長しゆくための、なくてはならないありがたいことでした。

あと一年間で、修士課程も卒業となります。
余裕のある時間と心の中で、欲張らずに少しずつきちんと、向き合っていきたいなと思っています。

異国での生活も自国への一時帰国の際も、美しいことも煩わしいことも通り抜けてゆくもので、
いつも思うことは、私の周りの私のことを気にかけ温かく接してくれる方々に、感謝の気持ちです。

今こう書いてみたことで、改めて自分の心も落ち着いてきて、静かな気持ちでまた杭州へ向かうことができそうです、たまには文章にするのも良いことですね。

201609sunset
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私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

日本の水墨画教室で師範合格を区切りに、中国美術学院書法中国画学部修士へ留学し2017年MFA取得。
墨芸術家として、日本における水墨画の発展向上と共に、クリーン化・ユニバーサル化を目指す。

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