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2013-02-17

第5回 水墨画ボランティア報告(宮城沿岸部) 【中篇・講座報告2日目】

震災からそろそろ2年
私たちが仮設住宅でのボランティアを始めて、1年が過ぎました。

私にとっては、この活動の今年の方向性を考える時期のようです。

沿岸部の景色を見たり、講座で人々と接するだけではわかることのできない部分である
「住民の生活としての変化や現状」
午前中は、南三陸で被災した仮設入居者の現在の状況について、仮設運営に携わっている地元の方にお話を伺ってきました。

その詳しい内容はまた次回以降にお話するとして、講座報告2日目です。


≪午後の部≫
戸倉小中学校仮設集会所


前回に初めて講座開催した場所です。
・参加者にとっても喜んでもらえたこと
・子供と大人が接する時間ができたこと
・今回を楽しみに待っていてくれる方がいたこと
そんな理由で今回もこちらを訪問しました。


開始10分前くらいにやってきた元気な男の子!
前回は走り回って遊んでいたから描かなかったみたいで、今日は描きにやってきました。

「パンダの顔はおにぎりの形に描くんですよ、そしたら海苔の部分に目鼻口を描きましょう」
という感じで、子供がわかりやすいように、へたっぴでもパンダに見えるように、描き方を説明します。

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_02


興味を持ってもらえて上達する教え方、考えておかないと面白くないのです。
学生時代に眠ーい空気が漂っている授業ありましたよね?
生徒さんがくいついてくるように、先生にはアイデアと努力が必要なのです


開始時間になると大人たちも集まってきて描きはじめます。
椿パンダが人気でした。

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_03 201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_07

「お花を描きたい!」という女の子
水色が最近の好みのようで、水色のお花に大好きな水玉模様を描いていました。
とってもかわいい
水墨画の描き方ではないけれど、こんなにちっちゃい子だからいいのです。
年齢問わず一緒の空間で、つかず離れず一所懸命描交流の時間が大切

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_06

でも、「墨の遊び方」も発見した子供たち
水入れに垂らした墨で模様をつくり

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_05

紙に転写したら マーブル模様のできあがり

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_04

子供たちみんなかなり面白かったみたいで、墨と水のバランスを実験しながら
マーブル模様づくりをしばら~く楽しんでいました


最後の30分で、色紙にお清書です。
「へびより全然難しいです」という声もありながら、みんな一枚完成させることができました。
そう、へびはとっても簡単だから、「年賀状作り」は安心だったのです、私

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_09 201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_08

男の子の作品
前衛書道みたいでかっこいいですね!


おなじみの揮毫をして、近藤さんが言葉に込めた想いを説明してくれます。

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_10 201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_11


完成した作品は春を迎えるにふさわしいものばかりになりました

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_12


今回の開催をとっても楽しみにしてくれていたお母さんと可愛い娘さん
「年賀状作りで描いた“へび”を取り込んで年賀状をつくりました!」
と私にも年賀状を用意してくれていました

講座の後も余韻を楽しんでくれたのかなぁと感じて、とっても嬉しいサプライズでした


講座が終わったあとに、もう一度戻ってきた女の子。
なんと、2枚描いた色紙のうちの一枚を私にプレゼントしてくれました。
しかもメッセージつきで

もーう、本当に嬉しかったです

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_01

そして、お母さんは1歳半の女の子を連れてきてくれました。
震災のすぐあとに生まれた子だそうで、お姉ちゃんがこの子を抱っこしている写真が、
フォトコンテストで上位入賞したそうです。
4000通以上ある中から選ばれたそうです。凄いですよね!
おめでとうございます!!

妹を抱っこしながら、撮影しているお母さんを見る女の子の嬉しそうな目
家族の絆が感じられる本当に温かな写真でした

その写真と、掲載された新聞も持ってきてくれたのです。

「生命を見つめる」というタイトルのコンテスト。

201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_13
201302 水墨画ボランティア 早春 Day2_14

この世に生を授かった星の数ほどあるさまざまな命。
その中で、私が出逢うことができた南三陸に住む2人の可愛らしい女の子。
この2人には、元気にすくすくと育っていってほしいと心から思います
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私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

日本の水墨画教室で師範合格を区切りに、中国美術学院書法中国画学部修士へ留学し2017年MFA取得。
墨芸術家として、日本における水墨画の発展向上と共に、クリーン化・ユニバーサル化を目指す。

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