--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012-05-09

第2回 水墨画ボランティア報告(宮城沿岸部) 【後編・被災地の今/まとめ】

今回は、春の水墨画講座最後の記事です。
「被災地の今」と「訪問のまとめ」についてご報告です。



<被災地の今>
今回は雪がなかったので、沿岸部の風景が前回より鮮明でした。
冬季は瓦礫撤去が進まないので、おそらく、瓦礫の量は冬と殆ど変っていないと思われます。
雪が解けて尚更、「なんにもなくなってしまった」ということがわかりやすくて、広々感が胸をつきました。
201204 春の水墨画ボランティア ex04 201204 春の水墨画ボランティア ex02
201204 春の水墨画ボランティア ex03 201204 春の水墨画ボランティア ex05


今回は、初日に松島~石巻~登米、と沿岸部をまわったので、初めて運転する場所でしたが、石巻の工場地帯は壁が外れてふきっさらしの倉庫なども多く、建物基礎が残る場所が多い南三陸とは、若干雰囲気が違うなと思いました。
また、松島は海も静かでぼちぼち観光客もいて、お土産屋さんもやっていたので、旅行客がどんどん戻るといいなぁと思います


松島の鰻塚!パワー充電のため、前夜に鰻を食べてきた私にはうってつけでのお参りスポットでした・・・
201204 春の水墨画ボランティア ex01


2日目の移動時に通った気仙沼の岩井崎という国立公園
岩間から潮が吹きあがる様が豪快でした!
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 ex03 201204 春の水墨画ボランティア 1日目 ex02

岩井崎にある龍の形に残った松
津波を受け、枝葉が落ちてこの形になったそうです。
辰年の今年の復興シンボルでもあります。
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 ex01



今回は、2日目の講座後に宿泊場所まで戻るときには真っ暗になっていたので、暗闇の南三陸沿岸部を運転しました。前回は日中通った場所ですが、闇夜に隠れる倒壊したままの建物に、瓦礫の山や車の山、あまりの物々しさに恐ろしくなりました。
震災から1年たち、明かりや商店も近くにある今ですら廃墟が広がるような景色に恐怖を感じるので、震災当日の夜はここにいた方々がいったいどんなに恐ろしい気持ちで朝を待ったかと思うと、大変いたたまれない気持ちになりました。

その近くのプレハブの商店で、夕飯用に鮮魚などを購入して帰りました
もうその日の売れ残りだからって、250円ほどのめかぶを5人分、無料でいれてくれたおにいちゃん
田舎の人の優しさ・おおらかさが心に伝わるのですが、被災している方に無料でものをいただくだなんて、なんだか申し訳ない気持ちになりました。
自分たちの土地で、前向きに頑張っているひとたちの笑顔がどんどん増えていってほしいなと思います
十分なお金もない私にできることは微力だけれど、伝えることで、なるべくみんなが東北に観光や旅行に訪れてもらいたい、と心から思います。
観光客が増えるぶんだけ、東北に笑顔が増えるのは確かなので、どこかへ旅行に行きたい人、ボランティアでなくていいから気軽に東北、行ってみてくださいね

岩井崎お隣の神社の かわゆい狛犬ちゃん
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 ex05 201204 春の水墨画ボランティア 1日目 ex04



<まとめ>
今回は第2回目ということで、回を重ねるごとに改善できた部分も、また新たな課題も、前回を見習うべきことも、さまざまな面に気づきました

●同行メンバーが無事帰宅し、皆が次回も行きたいと言ってくれたことは大事な結果です
●冬の回は3日間でしたが、今回は4日間にしたことで運転が安心だった
  →今後も4日間にします。
●回を重ねることに意味があると感じたので、夏の回でも、同じ施設を訪れたい。
●前回は絵手紙づくりでしたが、今回は色紙にした。
  →半紙での練習からスムーズにお清書に入れて良かった。
   次回は夏なので団扇づくり
●今回は初めての風景画として富士山を画題に取り入れてみましたが、結構人気があって、自分好みにアレンジできるので楽しく描いてもらえた気がします
  →今後の画題は基本的に、植物・生物・風景の三本立てにします。
   個性を出すアレンジを各々考えておければベスト
●完成作に私たちが朱で印を書いてあげるのは、喜んでもらえるし、良い記念になるから、今後もやっていこう。


今回のライブペインティングは、春の花「藤or桜」と「鯉」でした。
辰年である今年の鯉は縁起物
鯉が滝登りをして登竜門を通り竜になるという伝説があるんです。
お互い道は違えど、努力を重ねて未来へ向けて進んで行こうという思いをこめてこの題材を選びました
滞在の最後にRQ登米本部に、鯉に師匠の言葉を添えて、作品をひとつ贈りました。
201204 春の水墨画ボランティア RQへ寄贈作品



首相官邸の震災復興ウェブサイト「私の復興便り」に当講座がUPされています。
No.607、608に載っていますので、是非ご覧くださいね。

http://www.kantei.go.jp/fukkou/tayori/#!/20120508/


四回に渡る「春講座」の記事をお読みくださりありがとうございました!
次回の水墨画講座は夏になりますので、また見に来てくださいね
スポンサーサイト

theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

水墨画師範免許取得を区切りに、学びを深めに単身本場中国へ大学院留学中。
国際的な墨芸術家として、日本水墨画の発展向上と共に、完全なクリーン化・ユニバーサル化を目指す。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック
カウンター
pictlayer
検索フォーム
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。