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2012-05-05

第2回 水墨画ボランティア報告(宮城沿岸部) 【中編1・講座報告1日目】

4月14日、15日と計4回の水墨画講座を開催しました。
今回の記事では、講座初日についてご報告です。

201204 春の水墨画ボランティア 1日目 am05
 ※これは、完成した作品にわたしたちがハンコを書いているところ。
  お名前の赤い印が入ると、一気に作品らしくなります


講座について
・時間/2時間程度
・内容/水墨画で色紙作品をつくる
・目的/仮設住宅入居者間のコミュニケーションづくり
     昔馴染みの「墨」で描くことによる心の癒し
     四季折々の画題を描き、季節を感じること
・対象/大人
   ※学生や若者は学校等で他者との接点があるので、外出や会話の機会が減りがちな方のために。
   ※下記理由のため、受講者が20名以内で見込まれそうな仮設住宅で開催しています。
    ・今回が水墨画講座の第2回であること
    ・教え手が少人数なので、被災者と丁寧なコミュニケーションをとりたい



 ≪午前の部≫
南三陸町 歌津 伊里前小学校仮設住宅談話室
(仮設住宅入居者の参加)

こちらは数日前に完成したばかりの談話室なので、備品がまだそろっていません。
RQの活動拠点である鱒渕小学校から机や椅子・座布団を搬入しての準備です
震災後1年以上経過しても、仮設住宅さえ発展中なのです。
できたばかりの談話室に今後も集まるきっかになったらいいなぁと思います。

というわけで、水墨画講座も初めての訪問です。
まずは作品を見てもらって、今回お教えする藤と竹を実演。
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 am02


すると、春らしくみんな一緒に藤に挑戦してみることになりました。
自治会長さんは藤と同じブルーの朝顔が気に入ったようで、個人レッスンです
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 am04


初めてながらみんなのんびりと、春らしい穏やかな作品ができました。
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 am07
みんなの作品の完成を見て、最後は笑顔でおしゃべり。
こんな顔を見れると、本当に来てよかったと思えます


お道具に余裕があったので、RQの3人も藤や富士山を思い思いに描いています。
いつも忙しく気をつかっている現地ボランティアさんの心の癒しにもつながったなら嬉しいことだなぁと思います

恒例の私のライブペインティングは「藤と鯉」です。
みんなが今日描いた画題だから、見る目も興味深々です。
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 am06



 ≪午後の部≫
気仙沼市 最知仮設 談話室(仮設住宅入居者の参加)

こちらは、以前からRQWで編み物講座を開催していて、その効果でいつも編み物をしている気心知れた一体感のある仮設住宅です。

普段から仲良しの多くの方が集まり、談話室はギュウギュウで熱気ムンムン!
先生もアシスタントも忙しくって、終わってみたら講座の写真が一枚もない。。。
ので、作品の完成写真になりますが、午前中の画題以外にも富士山や蛙と、各々制作に没頭して、楽しく時間を過ごしておられました
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 pm02

先生たちがみんなを見て回る間にそれぞれがどんどん描き進めていて、思い思いの個性あふれる作品が完成しました!
普段手仕事に慣れていてチームワークも良いため、にぎやかに和気藹々と。
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 pm01
※今回は桜と鯉を描きました。この頃の東京は桜吹雪、宮城はこれからの開花でした

講座が終わって、私たちも一緒に苺をいただきました
被災者の方からなにかいただくのは、悪いかなぁと思う気持ちもありますが、みなさまと一緒に過ごした時間が楽しかったので、こんなおすそわけとおしゃべりの時間をいただけると思うと、受け入れてもらえたのかなって温かい気持ちになります。
甘くてとってもおいしかったです
201204 春の水墨画ボランティア 1日目 pm03



編み物とは違う、水墨画を描くことを新鮮に楽しんでいたし、それはとってもいいことなのですが、思うことがありました
私たち水墨画チームが行く必要があるところは別のところではないかと。
もしかしたら、どこへ行っても参加者にそれなりに描くことを楽しんでもらえるのかもしれません。
けれど、午前中の仮設住宅や、前回冬の回で訪れた場所のように、「入居者のコミュニティが未発達の場所に行くことで、活性化のもとになる」ほうが意味があると思いました。
年に4回しか被災地に訪問しない私たちが、一度に訪れることができる場所・出会う人たちの数はごく少数だし、限られています。
被災者の方々の失ったものには決して比べものにならないけれど、自分も同行者もなにかしらを犠牲にして被災地を訪問しています。ですから尚更、未来に向けて意味のある時間にしたいと思うのです。

そう思えたことも、またひとつ経験・理解が深まったわけで、こうして回を重ねるごとに未来に向かっていくのかな、と思いました
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theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

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4月14日、15日と計4回の水墨画講座を開催しました。今回の記事では、講座初日についてご報告です。※これは、完成した作品にわたしたちがハンコを書いているところ。お名前の赤い印が入ると、一気に作品らしくなります講座について・時の「墨」で描くことに?...

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私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

水墨画師範免許取得を区切りに、学びを深めに単身本場中国へ大学院留学中。
国際的な墨芸術家として、日本水墨画の発展向上と共に、完全なクリーン化・ユニバーサル化を目指す。

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