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2013-01-26

和の美しさ ~椿~

寒中お見舞い申し上げます。
一段と冷えるこの頃、皆様いかがお過ごしですか?
私は一段と椿が描きたくなり、小さな赤い梅の新芽には開花が待ち遠しくなります。

201301 椿 墨彩


上の椿は、いつものスタイルの大写意画
下の椿は中国美術の工筆画です。
同じ椿でも表現の仕方で随分違いますよね。

201301 椿 工筆画


私は大写意画を愛し、志して日々制作していますが、師の教室では上級クラスの
カリキュラムとして水墨画のさまざまな技法と共に、工筆画も学びます。

しかしながら、毎日毎日の練習を積むことで、大写意画の本質がようやく感じるようになれてきた今。
その名の通り「大胆に意を写す」芸術。
筆致に現れる勢いや、書道の練習を続けることでわかるようになってきた線の質の良し悪し。
即興的に、紙・墨・水・色・空気を加減し、絶妙なバランスを生み出す難しさと気持ちが現れる味わい深さ。

描けば描くほど、
見れば見るほど、
腕を磨けば磨くほど、
いかに難しく素晴らしい芸術表現なのかとわかってきます。


一本の線をひく難しさが描くほどに理解でき、師匠のような線を出せるようになるには一体どれほどの練習量かと思うので、腕のない人、努力の少ない人には良さを見極められないのかもしれないとも思います。


それはさておき、大写意画にのめりこんでいる私としては、「工筆画を描く」という過程にも結果にも面白味を感じることができませんでした。
予想はしていたんですけどね、予想以上に全く向いていませんで、肩凝りに悩まされながら練習しました。。。


それにしても上級クラスの後半は、重い課題が本当に多く、アトリエで自分らしい作品を描いたり、書道で気分転換しています。
中級クラスまでとは内容も気持ちも全く違いますね。
もうそろそろ、その上級クラスも終わりが見えてきていますが、その中では特殊技法や難題を学び乗り越えることで、表現の幅が広がり一皮むけるのだろうと感じるのです。
その反面、特殊技法を駆使することが凄いとばかり思ってしまい、結果的に本質的な腕は大したことがない、という人も少なくないと感じます。
私は「心象絵画だからこそ、それは非常に残念なこと」だと思います。

と同時に、本当に腕があり、個性とセンスが引き立つ水墨画家が世に出て、ステップアップした水墨芸術を後世に受け継いでいけるよう、いろいろな努力が必要とも思います。


師匠の組んでくれるカリキュラムの流れに納得しつつ、目の前の課題に真摯に黙々と取り組んでいる最近です。


まだまだ寒いですが、お元気にお過ごしくださいね。
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theme : art・芸術・美術
genre : 学問・文化・芸術

私の移ろい
ブログを始めたころから今まで、心境も絵も変化しており、ブログを閉じてHPだけにしようかとも考えました。が、このブログ自身もまた、現代に水墨画家を志すとはどういうことか、というリアルだと思い、継続させています。
プロフィール

水墨画家 麻貴

Author:水墨画家 麻貴
幼少期は、祖父と一緒にお絵かきしながらお昼寝の毎日。小~中学校と書道を習い、大学時代から水墨画を嗜む。

水墨画師範免許取得を区切りに、学びを深めに単身本場中国へ大学院留学中。
国際的な墨芸術家として、日本水墨画の発展向上と共に、完全なクリーン化・ユニバーサル化を目指す。

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